本記事ではSES(客先常駐)に向いていない人の特徴を5つご紹介します。
結論、SES(客先常駐)に向いていない・向いているという話題について、エスカレ筆者は断固として向き不向きがあることを一貫して主張しています。
実際にエスカレ筆者は現役プログラマーとしてサラリーマンやっているので、SES(客先常駐)に向いている・向いていない人の特徴はある程度わかります。
SES(客先常駐)は、客先常駐先に勤務して成果物を納品する義務はないものの、常駐先に社風やら上司やらが左右されるため、ちまたでは「案件ガチャ」と呼ばれたりもします。
そんなSESですが、
- 未経験からでも入社しやすい
- ホワイトSES企業であれば、平均年収以上もらいやすい
- さまざまなスキル・人脈が増えやすい
といったメリットがあるのも事実。
そこで、本記事では「SES(客先常駐)に向いている人・向いていない人について」現役プログラマーである私、エスカレが解説いたします。
SES(客先常駐)に向いていない人の特徴
SESプログラマーに向いていない人は以下のとおりです。
- 1人で作業することが割とムリな人
- 働く目的がとにかく生活費を稼ぐための人
- ITに興味もないし、これからもあんまり興味をもてない人
- 所属しているオフィスで必ず働きたい人
- 土日にプログラミングを1秒でも勉強していない、というかしたくない人
実際にこれらの特徴は、エンジニアとして勤務している経験と同僚の動向から向き不向きを筆者で調査して結論づけました。
それでは、SESに向いていない方の特徴について1つ1つ解説いたします。
SES(客先常駐)に向いていない人の特徴1:1人で作業することがムリな人
よく「プログラマーはチームプレイ!」と言われますが他の業界と比べてコミュニケーションが少なめになるのは事実。
- コーディングで頭を悩ませている場面
- デバッグでコードをテストしている場面
- エラーを解決して達成感を得ている場面
下流工程がメインのSES(客先常駐)ではなく、上流工程がメインのITコンサル・プロジェクトマネージャーは、クライアントとのコミュニケーションが多いのでこちらを目指すのもあり。
よく「プログラマーは誰にでもなれる!」という記事が散見されてますが、「プログラマーに向いている人」という適性があるのが現実。
SES(客先常駐)に向いていない人の特徴2:働く目的が生活費を稼ぐための人

働く目的がなくてなんとなく生活のためにSES(客先常駐)プログラマーを目指す人もおすすめできません。という長続きしにくいです。
- 数字を見るのは嫌いだけど、インフルエンサーが推しているからSES(客先常駐)プログラマーを目指す
- 未経験でも他の求人より年収が高いから派遣SES(客先常駐)でプログラマーとして働く
このように安易にプログラマーとして働くことは、専門職であるためスキルを学び続ける必要があるという意味でもおすすめできません。
その反面、プログラマーとして成長して長く働き続けている人の特徴としては以下の特徴があります。
- プログラムのコーディングが嫌いではない
- エラーを解決したときに達成感を得られている
- 新しいIT雑誌を休日に読んでいる
- スキルアップに余念がなく、新しいことを勉強することが好きだ
このような方は、SES(客先常駐)エンジニアとして大きく活躍できる可能性を秘めています。
生活費を稼ぐための人であれば、もっと違う仕事につくのがおすすめ
SES(客先常駐)プログラマーになると、
- IT用語・プログラミング言語・ミドルウェアなど最新技術を学び続ける必要がある
- プログラマーとしてデスクワークで8時間以上座ることが当たり前
もし、このような環境が嫌なのであれば転職・他業種に就職する道を探すべきです。
稼げるからエンジニアになるのはあり?
生活費を稼ぐためだけにSES(客先常駐)になるのが、あくまでおすすめできないのであってエンジニアとしてガンガンお金を稼ぎたい(承認欲求を満たしたい)目的であれば、
むしろSES(客先常駐)企業は未経験からエンジニアとして就職することは非常におすすめです。(ブラック企業は除く)
SES(客先常駐)に向いていない人の特徴3:ITに興味もないし、これからも興味をもてない人
というのも、SES(客先常駐)プログラマーは客先常駐先が数ヶ月〜年単位で変更になるため、
常駐先が変わったら違うスキルを身につける必要があります。(仕事にならないから)つまり、このようなSES(客先常駐)の特徴に耐えられない人は早々に避けるべきです。
パソコンというエラーとの戦いに耐えられるか
プログラマーとして生きていくには、エラーとは切っても切れない関係であり、これに耐えられなさそうな方は業種か業界を変えるべきです。
具体的には以下の方法があります。
- プロジェクトマネージャ・ITコンサルタントなど上流工程側に転職して、コーディングではなくマネジメントに回る
- 違う業界に転職する
上流工程側は要件定義、基本設計、詳細設計などを行いコーディングはエンジニア・プログラマーが行います。
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SES(客先常駐)に向いていない人の特徴4:所属しているオフィスで必ず働きたい人
所属しているオフィスで働くことが、SES(客先常駐)では1ヶ月に1回ぐらいしかありません。
そのため、同僚と顔を合わせる機会がほとんどなく、孤独感がある方もいるようです。
SES(客先常駐)事業を軸としている企業には「帰社日」が1ヶ月に1回あることが多い
「帰社日」が1ヶ月に1回あることが客先常駐では多く、それ以外は全て客先常駐先で働いて、ブラック企業だと放置されることもあります。
SES(客先常駐)に向いていない人の特徴5:休日にまっったく勉強したくない人
SES(客先常駐)エンジニアでとにかく休日はまったく勉強したくないっっ!って方にはSES(客先常駐)には向いていません。
理由は以下のとおり。
- IT業界では学び続ける必要があり、アップデートや新しいプログラミング言語などのスピードが速い
- 客先常駐先が定期的に変わるため、必要スキルが変わってくる(もちろんその分スキルは身に付きやすい)
SES(客先常駐)が休日に学んで差をつけるには
エンジニアが休日で学んだら休みがないじゃないか!って思う方もいるでしょう。
しかし、30分・15分でよいので毎日続ければ30分なら1年間で180時間分の勉強ができます。
逆に言えば勉強をコツコツ継続できる人はSES(客先常駐)に向いている
SES(客先常駐)はスキルありきなので、技術力がないプログラマーは棍棒で下着一枚でボスと戦うような人材です。要は実力主義。
また、終身雇用の崩壊によりSES(客先常駐)として同じ会社に一生勤め上げて年功序列で給与が上がるシステムはなくなりつつあります。
SES(客先常駐)に向いていない人の特徴:まとめ
本記事のまとめは以下のとおり。
- 1人で作業することがムリな人
- 働く目的が生活費を稼ぐための人
- ITに興味もないし、これからも興味をもてない人
- 所属しているオフィスで必ず働きたい人
- 土日にプログラミングを1秒でも勉強していない人
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